2019/01/04
長野駅下車
北陸新幹線開業にあわせてリニューアルされました
北に善光寺
私は西へ進みます
地元の長野放送
その裏へ回ると裾花川に到達
南西に丘陵が続いています
山のふもとに断層本体があるのでしょうが、今日は街中の断層をたどります
地図によれば善光寺白馬電鉄の山王駅跡
いまでも会社は存続していて、社名入りのトラックが走っています
この橋が廃線跡か?と思ったら、線路は川に沿って北へ続いていたそうな
裾花川を渡ります
山へ続く道の途中に断層崖あり
これが善光寺地震の痕跡
1847年、M7.4
二次災害も含めて死者8600人!
断層崖の上に社あり
小柴見神社
創建は江戸時代のようですが、
昔から祠くらいはあったのかも
引き返して裾花川を北上します
この辺が直上
若干、ガタガタしているように見えます
フォッサマグナ各地で見かける砂の壁
足の下は火砕流や火山灰が何千メートルも堆積していることを実感します
地図にない水神社の右奥は長野県庁
県庁の北に段差があります
裁判所も崖の上
土地利用のため、平らにならした改変も多そうです
反対側はひまわり公園
資料を調べると必ず登場する断層崖があります
信大教育学部も崖の上
なるべく断層をたどりながら進むと、人だかり
善光寺の参道です
ここ(仁王門のあたり)が直上のはずですが、
断層崖は見あたりません
調べたら仁王門の南に階段がありました
(2008/09の写真)
さらに進むと断層崖が復活
ここも神社
伊勢宮大神宮
神社は土地改変を防いで、断層崖を残す効果もあるのかな
崖にそって進むと無茶なところに稲荷神社あり
断層崖は北へずっと続きます
飯山、栄村、山古志、新潟、
西は白馬、美濃、神戸
この地震の巣は新潟-神戸ひずみ集中帯
準構造線です
ここの丘にも神社あり
健御名方富命彦神別神社
諏訪系ですね
神社も集中しています
善光寺も典型的な崖の上の祈りの場です
前回から172年経過
千年に一度なら次はまだ先ですが、断層はいくつもあるはずです
県都よ、ご用心ご用心
そろそろ断層崖を下りて駅へ向かいましょう
善光寺下駅
実は長野には地下鉄があるのです
これは半分ホントの話